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特務機関ネルフ
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【特務機関ネルフ】 国連直轄の超法規組織。サードインパクトを未然に防ぐため、使徒の調査、研究、殲滅を遂行する。しかし実際には人類補完計画の推進を目指すための組織であった。結成は2010年、人類補完委員会の調査機関であったゲヒルンから全面移管される形で行われている。使徒迎撃を企図して造られた要塞都市(第3新東京市)にある本部は、汎用人型決戦兵器エヴァを複数保有しており、侮りがたい軍事力を有している。だが、対人用戦闘設備に関しては、予算などの理由から縮小を余儀なくされている。ネルフの実体については、一般市民はもちろん、内部で働く人間も不詳。司令官は碇ゲンドウ、副司令官は冬月コウゾウ。独国、米国にも支部を持つ国際的組織である。因みにネルフ(=NERV)は独語で神経を意味する。 シンボルマークには組織名「NERV」の文字と、19世紀の詩人ロバート・ブラウニング(Robert Browning)の「Pippa Passes」から採られた一節「God is in the heaven. All right with the world」(訳:神は天にあり、世は全て事もなし)が併記されている。そして無花果の葉とは、アダムとイヴが智恵の実を食したあとに身に纏った、人間の原罪の象徴である。 <エヴァ2情報> ネルフの歴史 ・一般情報 ネルフはゼーレの目的を体現する実行組織であり、最も重要な組織となる、ゲヒルン時代とは違い、半ば公然とした組織である。セカンドインパクイトにより、ゼーレはむしろ先鋭化し、強力に計画を推進し始めた。ともかくも神の奇跡は本当に実在し、神に限りなく近い存在であるアダムも実在したのである。 ・非公開情報 アダムの発見は、確信となって。ゼーレの背中を押した。 黒い月、即ち箱根の発掘とリリスの発見、人工進化研究所の設立とそれに続くゲヒルンの構築、人類限界説の流布、人類補完委員会の設立、使徒との戦闘をにらんだ国連主導の世界構築。これらは、セカンドインパクトに前後して一斉に行われた。そして、アダムの復活計画=E計画。聖書で言うアダムの肋骨から創ったというそれは、EVAと呼ばれた。これらは順次行われ、そして今に続くことになる。 ・最深度情報 人類補完委員会。本来は国連の小委員会でしか無いそこは、実質上世界を手玉に取るゼーレの下部組 織である。この委員会は人類限界説を根拠とし、その対処を検討する存在として設立され、自前の研究機 関を持つことになった。これを人工進化研究所という。 人工進化研究所はアダムの破片を手に入れたことで、ゼーレのより強い介入を受け、組織体系を強化、 実質上の直轄下部組織、秘密組織ゲヒルンとなった。ゲヒルンは準備組織であり、次なる組織であるネル フの下地となった。そうして、ネルフが作られた。
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