高橋良輔監督 ボトムズ放映直前のデュアルマガジン4号インタビューより「VOTOMSは戦争に傷付いた男の社会復帰ドラマ?」の項を抜粋 物心ついた時から戦争しか知らない男が、突然終戦を向かえ戦後の街へ一人ほうり出されるわけです。 「何のために戦ってきたのか?」ということなど何も考えず生きてきた男ですから、平和になっても何をしたら良いか判らないわけです。 終戦直後に参加した作戦のおかげで 、これまでの敵、味方共に監視を受け騒動に巻き込まれ、アーマード・トルーパーで戦わざるを得なくなります。 その中で仲間が生まれます。 戦友ではない、人間同士のつき合いという意味での初めての仲間です。そうしてだんだん人間らしさを取り戻し、新たな戦う意味を見い出し戦士としての生き方を得るというドラマ仕立てを考えています。