モデルグラフィックス誌に「飛行艇時代」の第一回を書いたタイミングで、JALの機内放映向け作品の話が持ち上がります。
当初は、まさに、これだけの話(さらわれた少女を救って終わり)でした。ジーナももちろん登場しません。
宮崎監督の言葉によれば「初めはスケールも小さく機内上映だけということでですね、まあ、酸欠気味の機体の中で−国際線っていうのは大体ビジネスマンが多いですから−状況的にはもう僕といっしょだって(笑)。それが自分たちのリハビリにもなるだろうと。だから紅の豚がちょうどよかったんです。それが諸般の情勢でいろいろ(笑)、まあ、八割ぐらいは自分に原因があるんですけどね。スケジュールは進まないわ時間は伸びるわで、これは劇場公開しないと絶対資金の回収ができないっていう話になって(笑)」(「風の帰る場所」より抜粋)
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ぺージ名 : | もとはJAL用の機内放映作品だった |
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