ページへ戻る

− Links

 印刷 

501機関 :: アニメの部屋

xpwiki:501機関

映画公開時に配布されたManual bookにより抜粋する。

「Ghost Pain」で草薙素子が所属しているのは、「陸軍特科501機関」と呼ばれている組織である。表向きは戦時における兵士のサイボーグ技術の研究、訓練、義体のメンテナンスを行う組織とされている。
しかし、その実態については、情報部、空挺特科、海兵隊、軍警察など、陸軍の既存の配属部隊を探したとしても、501機関の名前を見つけることはできない。
前大戦である第四次非核大戦編集[1]は、別名「サイボーグ戦争」と呼ばれ、政府は湯水のように予算を使い、サイボーグ技術は飛躍的に向上した。その結果、軍産複合体で開発、研究されたサイボーグ技術は義体という形で生身の兵士に導入(インストール)された。

兵士が義体化した場合、それは肉体の延長であり、医療行為として認識される。501機関においてサイボーグ兵士は兵器に搭載される高度な人工知能の代替品として、個々な脳殻が搭載されているだけに過ぎない。人の形はしていても、求められる特性は機械としての性能と効率、そして成果だけなのだ。
サイボーグ兵士たちに与えられるのは生命、血液型の記録された個人認識票ではなく、シリアル番号、部品形式の記録された管理コード。つまり軍という組織において、人ではなく物として扱われているのである。サイボーグ(義体)兵士は、戦闘兵器は備品として管理されているのである。

攻殻機動隊ARISEの部屋[2]に戻る。


Last-modified: 2013-09-29 (日) 18:11:05 (JST) (3855d) by yasuaki