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人型メカのアクションを登場人物の回想シーンにシンクロさせる「マクロスプラス」の演出力【懐かしアニメ回顧録第56回】 (2019/7/7 12:00:00)
渡辺信一郎氏が総監督を務める「キャロル&チューズデイ」が、2019年4月から放送・配信されている。その渡辺氏の初監督作品が、1994年発売のOVA「マクロスプラス」(1994年)。OVA版は全4話で構成されており、それを2時間に編集した「マクロスプラス MOVIE EDITION」が、1995年に劇場公開された。
惑星エデンで、次期主力可変戦闘機の候補である「YF-19」、「YF-21」の競合テストが行われている。YF-19のパイロットはイサム、YF-21のパイロットはイサムと高校時代に決別した元友人のガルドだ。やはり高校時代にイサム、ガルドの2人と親しくしていた女性、ミュンが人工知能アイドル・シャロンのプロデューサーとして、惑星エデンに帰ってくる。ミュンは、対立を深めていくイサムとガルドの間で激しく揺れ動く。
物語の貫徹目標(物語が解決しなければならない課題)は、以下の3つである。
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