その他

 

ここでは、思いついたことを気楽に書いていきたいと思います。

1.このホームページを作った動機

2.ホームページ制作日誌

 


1.このホームページを作った動機

エヴァを見たことがあるなら、誰でも謎を理解しようと思うでしょう。私もそう思って、雑誌記事やら謎本やらを適当に見てみたのですが、ほとんどが、謎の提示やまとめのみで回答にはなっていませんでした。バラバラの知識の断片などは紹介されていたりするのですが、物語自身の力で整合性を保って最初から最後までを説明するという点では全くだめでした。これは自分で考えるしかないと思い、生み出された成果がこのホームページです。

ホームページは初めてということもあり、ミスも多いのですが、作って10数日の段階としては満足しています。アクセス数が伸びてる割に、ご意見・ご感想があまりこないので、今度は掲示板に挑戦してみようかと思います。

このホームページは「ストーリー解題」が命なのですが、本当ならどの行をとってもぎっしり解説・理由を書き込みたいくらいです。ただし、インターネットの性格上、字があまり多いと読みづらいと思い、解説は一切省き、絶対必要な点はQA集としました。また、話が長くなりそうな単語は説明なしで使っています。知っている人が多くはないであろう宗教用語もです。これは、いそいでどうにかしたいとは思っています。また、他のホームページや書籍・パンフでものっていると思われることは、基本的に省きました。あっちこっちさがすのが面倒なのでまとめて書いた方がよいとか、そもそもこのホームページの内容が不明とかいうことであれば、載せようと思います。この辺はご意見によって決めます。

「一体この行はどういう根拠で書いているんだ」という部分もあるかと思います。いずれは何らかの形で、私の持っている知識は全て出したいのですが、ひとまずはQA集にひとつずつ追加していく形になるかと思います。あと用語集ですね。なお、私のかってな深読みでなければ、普通の日本語文献にはめったにのってないような話や象徴がエヴァにはいくつもあります。よく、雑誌とかで、「ひとつひとつの知識は浅い」と書かれていますが、そうでしょうか。宗教ネタについては、普通の本屋では絶対はいらないレベルの引用がいくつもあると思います。制作者は、どこで知ったのか、非常に興味深いです。ユダヤ人スタッフでもいれば別ですが。

評論もいくつか作る予定です。これも、市販本や雑誌の評論が、エヴァの世界の理解に何の役にも立たないように思えたから書きました。自分の能力のレベルがばれるのでいやなものもありますが、それよりも、文が読みづらいのが申し訳ないです。自分でも、もう少し推敲能力はありますので、時々書き直していこうと思います。しかし、エヴァブームほど、評論家の無意味さを感じさせられたことはありませんでした。まあ、私も似たようなものですが。そもそも評論文が嫌いな人は読まない方がいいと思います。

現時点でのこの解釈が完全と言う気はありません。私自身、いくつかの重要テーマをまだ書いていないし、DVDでみてからでないと夏の映画も完全に見た気にはなれません。すでにできてる所も、週1以上は修正しますので、時々みてください。また、ご意見があればいつでも歓迎します。

 

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2.ホームページ制作日誌

8/30 「宗教・神話におけるエヴァンゲリオン象徴辞典」をアップしました。まだ数件であり、すでに出している話題もいくつかあるため、十分満足してもらえるものではないかもしれません。しかし、内容的にはエヴァの理解には絶対欠かせないものばかりだと思います。特に「THE END 〜」は象徴の嵐であり、ある程度でも理解できた人がどれほどいたでしょうか。一般の教養ある人でもプロメテウスぐらいではないでしょうか。説明一切なしでよくあのまま発表したものだと思います。本当は一コマ一コマ注釈つけたいくらいです。テレビでは、少なくともおおまかな意味は誰にでもわかるようになってましたから。それに、エヴァの神話設定というのは、いわゆる聖書ではなくて、もっと民間伝承的なものが強いですしね。

9/14 この2週間でもっとも大きなアップは「アダム・エヴァ・リリスの全貌」です。内容的につっこまれそうな部分があるかと不安だったのですが、今のところ強い反対意見はきていません。逆につよい賛同意見もきていませんが。まだ、アダムのその後などの部分が書いていませんので、みなさん静観といったところでしょうか。今日のアップは特に大きなものではなく、ちょこまかとあっちこっちです。まだ書くべき点は大きいものも小さいものもいろいろあります。この調子だと、全てを出す頃にはもう誰もアクセスしなくなっているのではないかという気もします。しかし、映画のフィルムブックが発売されると、残っている謎もほとんど解明されると思っていますので、その頃までは見て欲しいと個人的には思っています。

9/27 1週1アップは最低限の目標だったのですが、最近やけに忙しくて2週あいてしまいました。もし、毎週チェックされてる方がいたら申し訳ございませんでした。今後はもとのペースに出来る限り戻したいと思います。映画に行く時間もなく残念です。ひとまず今日のアップはエヴァの物語構造についての自分の考えの素案です。自分の文章が様々な視点からごっちゃになりつつあるので、基本的なスタンスをまとめておこうと思い、書きました。あと、神話における象徴辞典の中で説明不足だった点をいくつか追加しました。新規のものは次回送りになってしまいました。

10/11 今回は書籍情報のページを作りました。是非とも、どんな事でもかまいませんので、情報お願いします。あと、精神分析によるエヴァも最近つくりはじめました。現在はたいしたことないかもしれないし、感想の一つもきませんが、ゆくゆくはすごいもの(?)になるはずです。

10/20 ようやく、本文の注釈を付け始めました。今まで、論拠も示さず書いていたのはいろいろ問題だったと思います。細かい注釈を示すことで、自分自身でも、あやふやなところが消えていくでしょうし、批判する人も、はっきりとした事をいいやすいでしょう。あと、とうとう3回目のエヴァ映画を見てきました。ようやく、大体の画面を見た気がします。今後は、ラストについての解釈も積極的に書いていきたいと思います。

11/1 今回は、注釈論文を増強すると共に、編成をある程度変え始めました。近いうちに、謎解き関連は3項目ぐらいに統合したいと思います。また、謎解き関連項目とそうでない項目をはっきりわけることにしました。神話における象徴辞典は、ある程度謎解き的な面も強いのですが、拒否反応を示す人もいるようなので。しばらく、注釈論文作成をメインにやることになりそうです。

11/23 3週間あいてしましました。今までで最長期間です。すいません。今後は元のペースに戻したいと思います(前にも同じことを書いたような)。なお、エヴァの今度の春映画(総集編)上映日を、このホームページのひとまずの完成目標日にしたいと思います。日程目標を決めておかないとなかなか完成しなそうなので。

12/23 「エヴァンゲリオン、いいかげんにやめたら」という声も聞かれ始めたこのごろ。世の中のエヴァブームも終息しました(?)。数十冊出版されたエヴァ本の中に、ひとつとして、エヴァンゲリオンの世界の広がりを十分に味わわせてくれるものがなかったことだけが、残念です。

1/24 正月旅行およびその後の混雑のため、とうとう1ヶ月もあいてしまいました。この調子では、とても春映画までの完成は無理かもしれません。もし、更新されたか見ようとして何度もアクセスされた方がいたら、すいませんでした。今後は、通常ペースに戻す予定(?)です。

2/14 自分でもかなり混乱しながら書き上げた「アダム・エヴァ・リリス」のリニューアル版。前進していると思いたい・・・

5/5 久しぶりにアップしました。書くべき内容はまだまだあるのですが、このペースでは・・・。

6/29 今までで一番更新に時間がかかったわりには、考察的な部分があまりありません。でも、資料集と用語集は初めからやりたかったものなので、その意味では満足です。しかし、どちらも項目一つでは、今一歩です。これからは、適当にどんどん追加したいと思います。

9/26 最近、2ヶ月に一度しか更新できませんでしたが、久々に1ヶ月に2度更新できました。次の更新もすぐできそうです。ビデオも完了し、いよいよ冬のBOXを待つぐらいしかなくなったエヴァですが、このページは、アイデアが出尽くすまでは更新していきたいと思っています。

 

10/3 ひさびさの1週間アップです。アップを急がせるような事を言ってくれた方数名には感謝します。ホームページの投票のイベントに参加しましたが、いまでもエヴァページをやっている人は(新規更新という意味で)かなり少なくなったのではないでしょうか。このページはエヴァを知っている人でなければ、見てもしょうがないページなので、投票など集まるわけもないのですが、せっかく他薦してくださった方がいたようなのでやってみました。次回の更新がいつになるかはわかりませんが、早くできればいいなと自分でも思っています。もっとも、今回のアップはちょっと急いだため、細かいミスがいろいろでてくるかもしれませんが、気づき次第直していきます。

 

11/7 このHPでは3つ目のラストシーン解釈ですが、いままでのとは違って、あくまでも物語に即した理解でやっています。その意味で、自分としては決定版と考えています。それでメインの部分にいれました。本来は、「シンジがなぜ25話で戦おうとしなかったのか」というテーマで書いてたのですが、あまりにも長文になり、収拾がつかなくなってきたため、ひとまずまとまっている部分として、今回のを独立させてアップしました。最初のテーマのものも、大体できており、あと、表現とかセリフの確認とかが終わりしだいアップする予定です。

11/22 いままでで最大の長文です。シンジを最大限肯定的に捉えるには、この路線しかないのではないでしょうか。今回はいわゆる謎解き部分と評論的部分がまざっており、謎解きという位置付けか評論という位置付けか悩みました。それで、順番も、結局謎解き部分の一番最後(評論より)に位置させました。

そもそも、私にとってエヴァの謎というのは、アダムがどうのリリスがどうのということではなく、なぜ最終回(テレビでも映画でも)の最も重要なシーンでのセリフが、「見失った自分は自分の力で取り戻すのよ。たとえ、自分の言葉を失っても、他人の言葉に取り込まれても」とか、「与えられた他人の真実でしか物事を見ようとしない」といったものなのかということでした。これらのセリフは、エヴァのストーリーの流れからすると、決してメインテーマとして語られるものではないような気がしていたからです。ここでいう、他人の真実とは、具体的に何を示しているのでしょうか。そして、シンジは何に取り込まれていたのでしょうか。

しかし、あきらかに重要な場面で語られているこれらのセリフをもとに、逆にストーリー全部を見なおしてみると、けっこう様々な点で結びつきます。例えばBLOOD TYPE BLUEがその典型ですが。

そうしてみると、実は、25、26話で戦わなかったシンジというのは、実は大変立派だったのではないかということに気づきました。そして、映画版のシンジはどうしようもないとずっと思いこんでいた自分がはずかしくなりました。

ブームの終わったエヴァ解釈をいつまでもやっていて、われながらいやになってますが、しつこく考えた結果としてこのような視点を得られたことは、自分では大変満足でした。あのまま、主人公が情けない話だったというイメージでエヴァを忘れてしまうのではなく、180度違う視点からみることができるようになったからです。

もっとも、この解釈は根本的に間違っているのかもしれません。シンジの行動を肯定的に捉えたいという気持ちが、解釈をゆがめているのかもしれません。この解釈を唯一の正解とみなすには、ちょっと材料不足な面があることも否めません。少ない材料の範囲では、きれいにつながっていると思いますが。

それでも、たとえ間違っていても、自分としては満足です。しつこくエヴァ解釈をやったかいもあるものだと、自分では思っています(まさしく自己満足ですが)。文章が長い割には工夫がなくつまらない感じで、読む方に苦痛をもたらすだろうなーというのが、唯一の、問題点ではありますが。

4/3 前回の更新から、大きく遅れてしまいました。期待してくださった方には申し訳無かったです。実は、今回の文章の8割以上は、12月中には完成しており、何度かアップも考えていました。しかし、アップ直前になると問題があるような気がして修正を行うということの繰り返しでした。

具体的にいうと、(はじめに〜第三章)は、12月のものとほぼ同じなのですが、第四章と第五章がかなり変更となりました。三章までは普通に進んだのですが、アップ前になると、「本当にこれがエヴァのテーマなのか?」という疑いが起きて悩むという感じでした。

第四章を完成させたのが2月頃で、結論である「変化すること」というのをテーマにもう一度監督の発言を見なおしてみると、よく見ればエヴァ製作前から一貫して発言しているのがこの事でした。

それで、今までは基本的にあくまでも作品内の立場から解釈していたのですが、せっかく自分の出した結論と、監督が当初からいっていた発言内容が一致しているということで、今回は、監督発言も大幅に取り入れてみました。

その後、気づいてみると、そもそも残酷な天使のテーゼが一貫して問題としていたものが、やはり同じことであることに気づき、また追加するという感じでした。

つまり、純粋に作品だけを見つめた構造分析の結果と、監督の雑誌などでの発言と、オープニングソングのテーマなどが、全て同じことを示していることがわかり、ようやくアップする気になったという感じです。

結果として、内容的には自分では満足しているのですが、詰め込みすぎた分、論旨が見えにくくなったような気もします。そのうち、整理する必要があるかもしれません。

しかし、いまだに根本的な発見があるというのは、エヴァがすごいのか、自分がとろいのか、という感じです。

それは、ともかく、今回あまりにも更新が遅れて疲れたせいもあり、気楽に気分転換できるよう、エヴァ以外のページも少し作ってみることにしました。テーマは、旅行とゲームです。といっても、特に旅行ページは、エヴァネタ満載となる予定です。また、エヴァページの内容もまだまだ書きたいことがあるので、月1回のアップを目標に追加していきたいと思います。

 

7/24 イデオンとエヴァの比較論ですが、またも予想以上に時間がかかりました。この間3ヶ月であり、月に1回のアップ目標は果たせていませんが、そのぶん「エヴァンゲリオンの旅」という軽い文章を三つもかいたのだから、まあ、いいか、と思っています。

しかし、イデオンとの比較は難しいものがありました。本当の比較を行うには、まずイデオン論を自分で納得できるレベルで作成すべきだったかもしれません。イデオンもエヴァと同様、全く語られたことの無い作品だと思います。

というわけで、イデオン論を作ってみようと思います。まだ内容は何も考えていませんが。もしかすると、その結果、「イデオンとエヴァンゲリオン」の内容にも変更が出るのかもしれません。

今日アップしたのは、セリフやインタビューの引用が記憶に頼っているので、かなり間違っていると思います(要旨はあっているはずです)。それで暫定版としました。近いうちに、その辺を修正したバージョンをアップする予定です。

12/11 最近、全くアップできなかったため、とりあえず何かしようと思い、小さな修正を多くいれました。本当は大論文を書きたかったのですが・・。これからは、できるだけ、読者のみなさんの文章を掲載していきたいと思いますので、熱い思いでも、冷静な分析でも、是非ご投稿してください。

 

2000/2/14 一時閉鎖していた資料集を、2つ追加して復活させました。雑誌掲載記事を載せるのは、本当はまずいのかもしれないとは思いますが・・。もし出版社から苦情がきたら、消すしかないでしょうが、今更エヴァ記事をどうこういう人もいないかと思います。

それはそうとして、このHPも2000年まで、よく持ったものです。ブームが終わってからは、多くのページがいっせいに消えていったのに。新規に見てくれる人がいる限り、続けていこうと思います。

 

2001/2/18 よく見てみると、このページは1年間更新していませんでした。この1年は、基本的に「みなさまのエヴァンゲリオン」、「資料集」などで、みなさまに頂いたページのアップばかりやらせて頂きました。せっかく頂いた原稿を1ヶ月以上してからアップすることもしばしばで、本当に申し訳無く思っています(そう思うなら、すぐアップすればいいのですが。日々インターネットできる環境でもないので。)自分のオリジナルのアップはほとんど無しでした。もっとも、コアラブックスさんの方から声をかけて頂き、本に寄稿させてもらうなどのイベントはありました。あの文書を多少リニューアルして今度掲載しようと思います(本の宣伝?もかねて。)

いまだに、新しいエヴァファンの方が増えているのは、とてもうれしいことです。それにつけても思うのは、このホームページのバランスの悪さです。昔は、エヴァの総合ページなどなく、どのページも何らかのジャンルに特化していました。このページは、謎解きに特化していたわけです。ところが、エヴァページが少なくなった現在では、初心者の方には、謎解きオンリーのページより、もっとバランスよくエヴァを多方面から見たページの方が役立つのではないのでしょうか。その意味では、今後の目標は、謎解き以外の部分の充実だと思っています。

もっとも、昨年、頂いた原稿のアップ以外何もしなかった自分が、今年何かできるかというと、かなり疑問です。次にここに書くのもまた1年後だったりして・・

 

2005/1/10

なんと、4年ぶりの更新です。この4年間、個人的にもいろいろあって、余裕がなかったのと、一時エヴァにはまりすぎた反動から、ちょっと嫌気がさしていた面があったことにより、更新をしていませんでした。

今回も、以前書いた文章に手をいれたものなので、完全に新規文章を作ったわけではありませんが、それにしても、ずいぶん、前向きな気分になってきました。

しかし、ここ数年のエヴァの動きもよく見てなかったので、今後は、徐々に知識を増やしていき、バランスのとれたページにしたいと思います。

また、エヴァ以外のアニメについても、いろいろとコンテンツを増やしていきたいなーと思います。

とりあえず、エヴァネタについては、エヴァ2をはじめたところです。また、大瀧さんのエヴァ本なども、読み込んで見たいなと思います。

そのへんについてのコンテンツを、2ヶ月後を目処に、またアップできたらなーと思います。

 

 

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