1章.光の巨人=アダム
DEATH編科学者「アダムにダイブした遺伝子は、すでに物理的融合を果たしています」
21話ナオコ「あの巨人は我々の組織ゲヒルンでは「アダム」と呼んでいますが〜」
これらのセリフから、南極の光の巨人=アダムであることは間違いない思われます。
結論1 光の巨人=アダム
21話ナオコ「アダムより人の造りしもの、エヴァです。」
ゲンドウ「我々のアダム再生計画、通称E計画のひな型たる、エヴァ零号機だよ。」
この、2003年のセリフからは、E計画(エヴァ計画)とは、アダムの再生を目的とした計画として位置づけられています。 もちろん、アダムをオリジナルのまま復元しようとした計画ではありません。
23話リツコ「アダムから神様に似せて人間を造った。それがエヴァ。」
15話ゲンドウ「エヴァ計画もダミープラグに着手している。あの老人は何が不満なんだ。」
という言葉からわかるように、
・ 神様に似せて人間を作った。
・ ダミープラグに着手している。
などの点でアダムのオリジナルの再生ではないことがわかります。
「人間」「ダミープラグ」などのキーワードを考慮すると、
「人類の意志により制御できるアダムを作成すること」 というのが、エヴァ計画のそもそもの目的であったと言えます。
一言で表現すると、
24話カヲル「アダムの分身、リリン(人間)のしもべ」ということであり、このあたりの事情は
22話ミサト「あのアダムより生まれしモノ、エヴァシリーズ。セカンドインパクトを引き起こした原因たるものを流用しなければ、私たちはシトに勝てない。逆に、生きるためには、自分たちを滅ぼそうとしたものをも利用する。それが人間なのね。」
と言うことになります。
つまり、シト迎撃を考えれば当然の準備であったということでしょう。
結論2・・E計画とは、アダム再生計画である。しかし、単なる再生ではなく、アダムをベースにしつつも、人間が制御できるモノ(エヴァ)として作成することであった。